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  • 松坂屋名古屋 第二回青木良太陶芸展

120107-13 2011年12月31日(土)から2012年1月10日(火) 松坂屋南館美術画廊にて 青木氏の代表作「LUXURY」を一同に揃えた陶芸展が開催されました。 120107-04 (写真は特別に許可をもらい一部撮影してきましたのでご覧ください。) 120107-07 この作品自体は、2003年に発表されていました。 ミリ単位にカットされた金箔と銀箔を丁寧に貼り付け その文様は、 音楽が流れているかのように美しいリズム感を奏でています。 当然ながら制作にかかる日数、労力は重く年間数個というペースでしか仕上がりません。 個展においても稀に1個見ることができるかどうか・・・という作品でした。 そこで青木氏は2005年にこの作品の出展を封印しました。 それは「LUXURY」だけの個展を実現しよう!と、いう熱い思いが生まれたからです。 青木氏は私にこう言いました。「個展で一点だけ出すのは可哀想だった・・・」と いかにこの作品に愛情、あるいは心血を傾けているかわかる一言だと思います。 120107-06 そして、6年間丁寧に作り続けられ、また新しいフォルムが生み出され、 ようやく待ちに待った「LUXURY」のみの陶芸展が実現できたわけです。 青木氏自身がワクワクした気持ちで迎えた陶芸展 当然ながら、見た瞬間、「わぁーこの子達がこんなにいる!」と 楽しくなり 青木氏のワクワク感がこちらにもビンビン伝わる会場となりました。 120107-12 丁度私がいた時ですが20代半ばの男性が青木氏に歩み寄り 「青木さんのファンです。青木さんにとても感銘して陶芸を始めました!」と 握手を求めてきました。 彼はいつもの通りにこやかに「そうなんだ!ありがとう!え?どこで作ってるの?」と 仲間に話すかのように応対していました。 作品の完成度の高さと、この気さくな人柄が相乗効果を生み多くの青木ファンを作り また、ファンの期待に応え、更なる精進をする作家のプラスのスパイラルがここにはあると実感いたしました。 120107-08 120107-14 1月7日(土)には、 同時開催された日本画家の福井江太郎先生と現代アートの山本あきさんとの 座談会形式のギャラリートークが開催されました。 福井先生と青木氏は5年ぐらい前からの交友関係があり、 年齢的に的にも、人柄的にも、もちろん経験やその知識を含め 福井先生が兄のような優しい心持で青木氏に接していることがわかるトークショーでした。 さすがに、福井先生の作品の写真は撮れませんので、 買ってきたクリアファイル(サインいただきました)を参考にしていただけたらと思います。 120107-01 先生の「駝鳥」は生き生きしている上、とても愛らしいんです。 ハートの顔に愛らしい目 黒く細い柔らかい首の線 力のある胴体部分の太い筆使いの強弱に ぽっと浮き出る温かみのある淡いピンクの足。 全体が白黒構成の中、思わぬ淡いピンクが生命感を感じ, これ日本画?と思うほどスタイリッシュ。 かと思えば、尾形光琳を彷彿させる金箔に描かれた「菖蒲」の絵は ラピス・ラズリの青い石を粉砕させて描かれてます。 あの「フェルメールブルー」です。 ラピス・ラズリは粉砕の細かさで濃淡が変わり深い青は荒い粉砕 淡い青は細かい粉砕だそうです。 また、プラチナ箔に描かれた菖蒲はラピス・ラズリをわざと焼いて渋い青になっています。 この「菖蒲」の金箔、プラチナ箔の作品はセレブ向けに作ったわけでなく(笑) お寺に納められた江戸期の狩野派の作品を見て、 差し込む光により表情が鈍く変わる金箔に描かれた牡丹の襖絵を見て、 「なるほど、昔は今のように照明のない生活、揺れる和蝋燭や、差し込む淡い光に  金箔はこんなに柔らかく周りを照らすもの・・・」と、 時間を経て鈍い美しさを出す金、プラチナ箔の作品を手掛けられたと伺いました。 120107-02 また「龍」の新作の作品は、現在手が描かれていません。 丁度、画面から外れたところに手があるように描かれています。 この作品はこれから進化するそうで、時代によって変わっていくとおっしゃっていました。 さて、いつ手は描かれるのでしょうね。 どうなるのかしら?(^^)楽しみです。 今回青木良太氏の個展に行き、ワクワクを感じただけでなく、 福井先生が気さくに直接いろんなお話をしてくださり もう、か・な・り!お得な一日でした。 120107-03 機会がありましたら、是非みなさんも個展会場、あるいはトークショーなど参加してください。 思わぬ発見や、作品の背景や見てわからぬ特徴や秘密(笑)、 もちろん作家先生の人柄など 購入に際し参考になることがたくさんあります。 あーこの人の作品買いたい・・・と、思えるかどうか・・・ とても大切な購入評価の一つだと思います。
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夏のIKEYAN(イケヤン)★とは?